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気密と換気のバランス:注文住宅における気密性の重要性と高めるポイント

2024年08月30日

この記事では、注文住宅において気密性が重要な理由と、気密性を高めるポイントを解説します。後半では山口県山口市、防府市、美祢市の気候やZEH、HEAT20基準にも触れています。

長期間にわたって快適に過ごすために、住宅の気密性は不可欠な要素です。ぜひ参考にしてください。

 

住宅に気密性が必要な理由

住宅の気密性とは、室内と屋外の空気の流れを遮断し、隙間を最小限に抑えることです。住宅に気密性が求められる理由を以下に説明します。

断熱性能を高めて快適な室温を保つ

住宅の断熱性能は、室内の温度を外に逃がさないために重要です。断熱性能が高い家では、夏は涼しく、冬は暖かく保つことができます。しかし、気密性が低いと、隙間から冷気や暖気が逃げてしまい、室温を保つことが難しくなります。断熱性能を最大限に活用するためにも、気密性を確保することが必要です。

均一な換気で空気の質を維持する

2003年に改正された建築基準法により、24時間換気システムの設置が義務化されました。このシステムは、常に室内全体の空気を計画的に交換し、どの部屋でも均一に換気が行われるように設計されています。しかし、気密性が低いと隙間から空気が出入りし、換気の効率が低下してしまいます。これにより、臭いや二酸化炭素が溜まりやすくなるほか、花粉や汚染物質が侵入する可能性があります。均一な換気を保ち、清潔な空気を維持するためにも、気密性は重要です。またR+house山口では、ランニングコスト削減につながる第一種換気を標準としています。

壁内結露を防ぐ

気密性が低いと、室内や壁、床下、屋根に湿気が入り込みやすくなります。湿気が冷やされると結露が発生し、これが放置されると断熱材にカビが生えたり、柱や梁が腐食する原因になります。こうした問題が進行すると、住宅の耐震性能にも影響を及ぼす可能性があり、安全性が損なわれます。新築時の性能を長く維持し、安心して住み続けるためにも、気密性を高めることが必要です。

気密性能C値について

住宅の気密性能は、C値という指標で評価されます。C値とは、住宅全体にどれだけの隙間があるかを示す数値で、「住宅全体の隙間面積÷延べ床面積」で計算されます。C値が小さいほど、隙間の少ない高気密な住宅であることを意味します。

気密測定器を使用してC値を測定することで、住宅の気密性能を確認することができます。断熱・気密工事後や住宅の完成時に気密測定を行い、十分な気密性が確保されているかをチェックします。R+house山口では、C値0.5以下を標準とし、すべての住宅で気密測定を実施しています。

住宅の気密性を高めるポイント

住宅の気密性を高めるためには、間取りや施工に工夫が必要です。ここでは、気密性を向上させるためのポイントをご紹介します。

気密性を高める部材を使用する

住宅の構造上、以下の部分は気密性が低下しやすいです。

  • 給気口や配管周り
  • コンセント周り
  • 点検口周り
  • 窓や玄関ドアなどの開口部

これらの部分には、気密テープや気密シート、ウレタンスプレーなどを使用し、隙間を塞ぐことで気密性を高める工夫を行います。

気密性を高める設備を選ぶ

窓や玄関ドアなどの開口部は、設備によって隙間が生まれやすいです。気密性を高めるために、次のような設備を選ぶことをお勧めします。

  • 片開きの玄関ドア
  •  縦すべり窓、内倒し窓など

また、換気や日当たりを確保しつつ、開閉できないFIX窓を選ぶことで、気密性を維持しやすくなります。

施工力のある工務店・ハウスメーカーを選ぶ

気密性を高めるには、施工の品質が重要です。以下の点に注意して、施工力のある工務店やハウスメーカーを選びましょう。

  • 気密性を高めるための知識やノウハウがある
  • 施工力が高い
  • 現場管理や施工管理がしっかりしている
  • 気密測定を行い、数値化できる

山口県山口市・防府市・美祢市のZEH、HEAT20基準と気候

山口県の山口市、防府市、美祢市は、四季を通じて温暖な気候が特徴の地域です。山口市は歴史と自然が調和した都市で、年間平均気温は約15.2度と穏やかな気候が続きます。防府市は瀬戸内海に面し、台風の影響を受けやすいため、耐風性の高い住宅設計が求められます。一方、美祢市は山間部に位置し、冬季には冷え込むため、断熱性能の高い住宅が必要です。地域区分では、山口市と防府市が6区分、美祢市が5区分に分類されます。HEAT20やZEH基準のUA値は下記のとおりです。

山口県の地域区分
5地域 下関市(旧豊田町に限る)、萩市(旧むつみ村、旧福栄村に限る)、美祢市
6地域 宇部市、山口市、萩市(旧萩市、旧川上村、旧田万川町、旧須佐町、旧旭村に限る)、防府市、下松市、岩国市、光市、長門市、柳井市、周南市、山陽小野田市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、阿武町

 

省エネ基準 ZEH基準 HEAT20 G1 HEAT20 G2 HEAT20 G3
5地域 0.87 0.6 0.48 0.34 0.23
6地域 0.87 0.6 0.56 0.46 0.26

R+house山口では、標準仕様としてZEH基準を上回るUA値0.46以下を実現し、地域の気候に最適なエネルギー効率の高い住宅を提供しています。これにより、快適で持続可能な住まいを目指しています。

 

高断熱・高気密な住まいは「R+house山口」にお任せください

この記事では、注文住宅における気密性の重要性について解説しました。快適な暮らしを長く続けるためには、高断熱・高気密な住宅が必要です。R+house山口では、断熱性、気密性、耐震性に優れた安心できる住宅を提供しています。


R+house山口では、相談やイベントを随時開催していますので、お気軽にお問い合わせください

投稿者

  • 有田 佑哉
  • 髙山産業株式会社 住宅事業部 家づくりサポーター
  • お客様の目線に立ち、寄り添うR+houseの家づくりの考え方に深く共感し、2022年に入社いたしました。 まだまだ勉強中ですが、自分もお客様の家づくりを全力でサポートしたいと思います!! 家づくりにおいて後悔しないために、お客様にとって常に最適なよりよい答えをご提案させていただくように、努めてまいります。お気軽にご相談ください。
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