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平屋と二階建ての価格比較と注文住宅のコスト削減術

2024年10月11日

平屋と聞くと、昔ながらの日本住宅をイメージする方も多いのではないでしょうか。

しかし、最近では一階に生活のすべてをまとめた平屋が、便利で暮らしやすい家として人気を集めています。現代の平屋は、伝統的なイメージとは異なり、さまざまなハウスメーカーや工務店がスタイリッシュなデザインを提供しており、多くの人が選ぶ住まいとなっています。

平屋は今注目されている一方で、二階建て住宅よりも価格が高くなることがあると言われています。この記事では、平屋の注文住宅を建てる際の価格のポイントや、費用を抑える方法についてご紹介します。

平屋の魅力と特徴

平屋といっても、中央に庭を設けたコの字型や、天井を高くした開放的なデザインなど、さまざまなスタイルがあります。

平屋の大きな魅力の一つは、バリアフリーである点です。階段がないため、転倒などのリスクが少なく、安全性が高い住まいです。特に、暮らしやすさを重視する家庭に適しています。

また、生活動線がスムーズで、掃除や洗濯といった日常の家事も一階で完結できるため、家事の負担が軽減されることも平屋のメリットです。さらに、全員が一階で生活するため、家族とのコミュニケーションが取りやすい点も見逃せません。
ただし、平屋を建てるには、二階建ての住宅に比べて広い敷地が必要です。建築する場所によっては、採光の面で工夫が必要なこともあります。

平屋の価格に影響する要素

平屋を建てる場合、同じ総面積であっても、二階建ての住宅に比べて広い敷地が必要になります。そのため、敷地が広くなる分、費用がかさむことは避けられません。しかし、平屋の価格に影響を与える要素は他にもあります。ここでは、その主な要素について詳しく解説します。

延べ床面積

延べ床面積とは、建物全体の床の面積を合計したものです。二階建ての住宅では、一階と二階の床面積を足したものが延べ床面積になります。延べ床面積が大きくなれば、それに応じて建築費用も増加しますが、これは平屋の場合も同じです。

土地の価格

3~4人家族が暮らす平屋の場合、延べ床面積としては80~100㎡程度が理想的です。

これを坪数に換算すると、25~30坪ほどになります。
家を建てる際には、地域ごとに定められている建ぺい率も考慮しなければなりません。建ぺい率が50%の地域なら50~60坪、30%の地域であれば85~90坪の土地が必要となります。加えて、駐車場や庭のスペースも確保するため、土地の選定には慎重な検討が求められます。

設計プラン

平屋に限らず、注文住宅では希望に応じて設計プランが膨らみ、予算を超えることがあります。

たとえば、独自のデザインや凝った設計を依頼すると、ハウスメーカーの規格プランに比べて費用が高くなる傾向があります。

建材の選び方

平屋の注文住宅では、どの建材を使うかによっても価格が大きく変わります。

ローコスト住宅を提供しているハウスメーカーを選んだ場合でも、グレードの高い建材を選ぶと、全体の費用が上がることがあります。

住宅性能のグレード

平屋の場合、二階建て以上の住宅と比べて特に強化したほうが良い性能があります。

その一例が断熱性能です。

平屋は屋根を通じて外の温度が伝わりやすいため、夏は暑く、冬は床や壁を通して冷気が入り込みやすくなります。そのため、快適に過ごすためには断熱性能を高めることが重要です。このように、住宅の性能をどの程度向上させるかによって、平屋の価格も変動します。

二階建て住宅よりも平屋が高くなる理由

同じ敷地面積で家を建てる場合、平屋は二階建て住宅に比べて坪単価が1~2割ほど高くなると言われています。ここでは、その理由について説明していきます。

基礎面積が広い

平屋で二階建て住宅と同じ床面積を確保する場合、建物の基礎面積が広くなります。

二階部分がない分、一階だけでその広さをカバーする必要があるため、基礎工事の範囲も大きくなり、それが平屋の価格が二階建てよりも高くなる理由の一つです。

屋根の面積が広い

平屋では、二階建て住宅の一階と二階を覆う面積に相当する屋根が必要になります。そのため、屋根の面積が広くなり、その分費用も増えることが理由の一つです。

坪単価の違い

坪単価は、住宅の建築費用を延べ床面積で割って算出されます。

同じ敷地面積であれば、二階建て以上の住宅は延べ床面積が大きくなるため、坪単価が平屋よりも低くなることが多いです。
坪単価だけを見ると平屋は高く感じるかもしれませんが、総費用では二階建てよりも安くなる場合もあります。総費用もしっかり確認して判断することが大切です。

平屋住宅の価格相場とは?

実際に平屋住宅を建てる際、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。価格はハウスメーカーや工務店によって異なりますが、ここではその相場についてご紹介します。

2LDKで2~4人家族向けの住宅

2LDKは2~4人程度が住むのにちょうど良い広さです。

必要な坪数は20~25坪ほどです。ローコスト住宅の場合、費用は1,000万円前後となり、一般的な住宅では1,800~2,000万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

2LDKの平屋の間取り例

この平屋はL字型にデザインされており、子ども部屋とリビングが隣接しています。

リビングに隣接したウッドデッキや広い庭があり、ゆったりとした空間が広がる設計です。広いリビングと庭は、「友人を招いて楽しめる家にしたい」というご要望に応えたプランです。

3LDKで4~5人家族向けの住宅

4~5人が暮らすには、3LDKの間取りが適しています。

必要な坪数は25~30坪ほどです。ローコスト住宅の場合、費用は1,500万円前後となり、一般的な住宅では2,000~2,500万円程度を見込んでおくと良いでしょう。

2LDK+和室の平屋の間取り例

この平屋は、隣家からの視線を遮るためにコの字型に設計されています。

内側に広く開いたデザインが特徴です。対面式キッチンからは家族の様子が見渡せ、玄関付近にはクローゼットが設置されており、収納だけでなく外出時の着替えにも便利です。
このように、間取りが増えると延べ床面積も広がり、それに伴って価格も上がる傾向があります。

平屋の価格を抑える方法

平屋の価格を考える際には、総費用をしっかりと検討することが大切です。

では、費用を抑えるためにはどのような点に注意すれば良いのでしょうか。

シンプルな設計でコストを抑える

費用を抑えるためには、外観のデザインをシンプルにすることをおすすめします。

外観に凹凸が多いと、外壁工事が増え、その分費用がかさむ原因となります。家の形は、正方形や長方形のようなシンプルな形にすると良いでしょう。

コの字型やL字型のデザインも魅力的ですが、複雑な形状にすると屋根の工事も難しくなり、費用が増えることがあります。これらのデザインを検討する際は、事前に住宅会社に相談するのが良いでしょう。

建材や設備費用を抑える

建材や設備の選び方によっても、費用は大きく変わります。

グレードの高いものを次々に採用すると、あっという間にコストが上がってしまいます。
たとえば、システムキッチンやお風呂などは優先順位を考え、グレードを少し下げることでコストダウンを図ることができます。

間取りを工夫する

平屋の注文住宅では、間取りの工夫もコストダウンに有効です。

まず、壁の数を減らすことがポイントです。
部屋数が多くなると、それに伴って壁が増え、費用も上がります。耐震性を考慮しつつ、オープンな間取りにすることで動線も改善されます。部屋の区切りが必要な場合は、パーテーションを使うなど、柔軟な方法を検討することができます。

廊下や窓を少なくする

コストダウンを考える際、廊下をできるだけ少なくする間取りも効果的です。

家の中心にリビングやダイニングを配置し、寝室やその他の部屋を隣接させることで、効率的なレイアウトを実現できます。
また、窓の数にも注意が必要です。採光を確保しようとして窓を増やすと、その分コストがかかってしまいます。窓の数を減らしても、取り付ける高さや位置を工夫することで、十分な明るさを確保することが可能です。

平屋は工夫次第でコストダウンも可能!

平屋でマイホームを検討している方の中には、コストが高くなるのではと心配される方も多いでしょう。

確かに、平屋で二階建てと同じ広さを確保しようとすると、費用がかさむことがあります。しかし、工夫次第でコストを抑えることは十分に可能です。
また、平屋で快適に暮らすためには、気密性や断熱性を高めることが大切です。これらの工夫を取り入れて、住みやすい平屋を実現しましょう。

「R+house山口」では高気密・高断熱・高耐震な高水準の家づくりを実現いたします。山口市や防府市、美祢市周辺で平屋の注文住宅をお考えの方は、ぜひご相談ください。

投稿者

  • 髙菅 俊幸
  • 髙山産業株式会社 住宅事業部 統括リーダー
  • 保有資格:2級ファイナンシャルプラニング技能士(ファイナンシャルプランナー)
  • 家づくりを検討されている皆さまに、快適で、豊かな暮らしができる家を実現するために、全力でサポートさせていただきます。 自分の家づくりの経験も活かし、後悔のない家づくりができるよう性能やデザインだけでなく土地やお金に関することのしっかり相談させていただきます。
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